理容師と毛髪と成分と
そもそも毛髪や頭皮の成分を知らなくては毛髪や頭皮に必要な栄養は知れません。
毛髪や頭皮は、ケラチン、エラスチン、コラーゲンなどで形成されているのですが、これらは全てタンパク質の仲間です。
つまり毛髪や頭皮はタンパク質から出来ています。
毛髪や、皮膚の最表面、爪なども同じようにそうですが、すでに死んでいる細胞ですので、表面から擬似補修はできますが、生き返ることはできません。
ですから、下から出てくる毛髪や頭皮を潤滑に生まれさせる必要があります。
しかし、ただタンパク質を取れば良いというわけではありません。
それは、美容に良い食べ物の中によくコラーゲンが出てきますが、はっきり言ってこれに科学的根拠は何もありません。
何故ならば、コラーゲンも他のタンパク質も全て胃で液体になり、十二指腸でアミノ酸レベルまで分解され、そのアミノ酸は今、体にっとて必要とされている場所に分配されるからです。
私たちはその、分配先を故意に選ぶことはできず、摂取したから大丈夫というものではないのです。
もちろん、摂取しなければ、分配されることはありませんので、摂取する必要はあります。
理容師と毛髪とメカニズムと
毛髪が生えるサイクルの第一条件に、頭皮が健康であること、そしてしっかりと栄養が足りていることです。
頭皮が健康であるためには、今までお伝えしてきたシャンプーをしっかりとした上で、栄養を毛母細胞へと運ばなくてはなりません。
栄養を運ぶのは血液で血液が通るのは血管です。
毛髪の土台となる頭皮そして血管が健康であって初めてしっかりとした毛髪が生えるのです。
この土台作りをする為に必要な栄養は、良質なタンパク質とビタミンと亜鉛です。
しかし、喫煙や飲酒、睡眠不足やストレスなどと生活習慣的に身体に負担をかけてしまうと、せっかく健やかに保とうとする事をしていても、チャラになってしまいます。（この内容のコンテンツはいずれローンチ致します）
もちろん正しくないシャンプーも大きな要因になります。
理容師と毛髪と栄養と
毛髪や頭皮に必要な栄養は他にもたくさんあります。
亜鉛は設計図（遺伝子）を元に組み立てる現場監督さんのような役割を、ビタミンは構築や整える役割があります。
しかし、先述したように、必ず意図とした部位に栄養が行くわけではありませんし、それらを偏って摂るとそれはそれで、弊害が出る場合があるのでまんべんなく摂取してください。
