2017.3.11
冬になると、西の大陸側からの強い風によって、その場所の砂埃だけではなく、空からも砂塵が降り注いできます。
これは地球がクルクルと自転をしているために、一年中吹いている偏西風が、日本では冬になると南に下がってくることから起きます。
特に春先には東アジアの砂漠域(ゴビ砂漠、タクラマカン砂漠など)や黄土地帯から強風により大気中に舞い上がった黄砂粒子が浮遊しつつ降下します。
日本での被害がひどい時期は2~5月で、その間でもひどくなるピークは4月です。
4月がピークなのは、冬の間は砂漠地帯の風が弱く、場所によっては雪が降り積もっていて、砂が舞い上がる量が少ないため、暖かくなる頃になって増え始める傾向があるからです。
最近ではこの時期に多く降り注ぐ黄砂だけではなく、PM2.5も問題視されています。 これは、中国におけるPM2.5などによる深刻な大気汚染の発生を受け、大陸の大気汚染が影響して日本のPM2.5濃度が上昇し、健康に影響を及ぼすのではないかと心配されているからです。
そしてこのPM2.5もこの時期がピークとなっています。
※PM2.5濃度は、地域によって差があります。お住まいの地域のPM2.5濃度が知りたいときは、環境庁の大気汚染物質広域監視システム(そらまめくんPC、そらまめくんモバイル)をご覧ください。
一口でPM2.5と言っても、これ自体特定の物質を表す言葉ではなく、そのものの大きさを表す言葉で、様々な物質を表します。
中でもここ数年、中国で大規模に発生した大気汚染物質のPM2.5による日本への影響、特に健康への影響を心配する声が高まっています。
それは呼吸と一緒に肺に取り込んでしますことから起きる健康被害ですが、それだけではなく、頭皮や髪の毛にも影響を与えます。
頭皮や毛髪に付着した大気汚染物質は、キレイに洗い流さないと、頭皮に沈着してしまうため、毛穴付近で炎症をおこしてしまう可能性がでてくるからです。
頭皮や毛髪に沈着してしまう前に取り去るためには、正しいシャンプーが一番です。
取り去らないと、沈着前の汚染物質は自分の頭から降り注いだり、顔まわりの毛髪から吸ってしまいます。
それだけではなく、特に、脂漏性脱毛症の方は、頭皮の皮脂分が多いため、その皮脂に大気汚染物質が付着して炎症を起こしてしまう可能性が高く、脱毛が悪化してしまうのです。
毎日、正しいシャンプーをして、健康被害から家族や自分お身体を守りましょう。
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東京都理容生活衛生同業組合 教育部 セミナM MKB分科会
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