2017.3.4
睡眠不足は万病の元と言われています。
もちろん病だけではなく、頭皮や毛髪にも多大な影響力があります。
一晩くらいと、夜更かしをしがちですが、油断大敵です。
近年の研究で身体の様々な機能が損なわれることがわかっています。
2003年に行われた実験で。
AグループとBグループに不活化ワクチンを摂取しその後、免疫力を調べました。
摂取をしたその日の夜に
Aグループ
通常通り睡眠を取らせた
Bグループ
一晩中起きているように指示
4週間後、学生から血液サンプルを採取し、ワクチンに含まれていたウイルスに反応して免疫系が作り出した抗体の量を測定したところ・・・
睡眠をとったAグループは睡眠をとれなかったBグループよりも抗体濃度が97%も高かったそうです。
また睡眠不足が著しくホルモン機能の低下につながるという、研究結果も出ています。
11人の若い健康な男性を対象とした実験で、5日間一晩の睡眠時間を4時間に制限したところ、被験者の血液からブドウ糖を排除する能力(インスリンというホルモンの働き)が40%低下したそうです。
さらに、組織の成長を促したり、代謝をコントロールすると言われる、成長ホルモンの分泌も低下しました。
これまで免疫や、ホルモンも記事にさせていただきました。
ご覧になっていただいた方は、免疫やホルモンがいかに頭皮や毛髪に影響があるかをご存知だと思います。
免疫に関する記事
⇒理容師とシャンプーと乾燥と
⇒理容師と頭皮と常在菌と
ホルモンに関する記事
⇒理容師とホルモンと頭皮と
改善に関する記事
⇒理容師とシャンプーとマッサージその2と
なかなか環境や状況によって生活リズムを変えることはできません。
ですから、今一度ご覧になって、ご確認いただけき、シャンプーで少しでも改善できればと思います。
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東京都理容生活衛生同業組合 教育部 セミナM MKB分科会
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