理容師とシャンプーとフケと
フケには大きく分けて２種類あり、脂性のものと、乾燥性のものです。
脂性のものは以前までにお伝えしてきたように、正しくない方法のシャンプーや、毎日シャンプーをしないことで起こったり、生活習慣的に不摂生をすることで起きやすくなります。
乾燥性のものは、主に今の季節のような空気が乾燥をすることで起きますが、中にはシャンプーの刺激や、爪を立てるなどのシャンプーによる傷つきから起こることが要因となります。
これらは、頭皮のターンオーバー（生まれ変わり）が崩れ（原因は違うが仕組みは同じ⇒頭皮湿疹）、時期が早まったことによって剥がれ落ちることが原因です。
理容師とシャンプーと痒みと
痒みは、常在菌の説明（⇒常在菌 ）でもお伝えしましたが、頭皮にとって悪い細菌が増殖したことにより頭皮力が下がり、外的刺激を受けやすくなったことから出るのですが、さらに乾燥をした頭皮がターンオーバーを早めたことで拍車がかかったからです。
しっかりとした正しいシャンプーを毎日することが大切です。
しかし、今の季節のように空気が乾燥をしていると、少しだけルールが変わってきます。
理容師とシャンプーと季節感と
夏は汗もたくさんかき、肌はしっとり、脂も滲みます。
ですが冬になるとどうしても、肌の代謝が滞ってしまいます。
その時に夏と同じようにガシガシと洗いますと、敏感になっている頭皮はどうしても影響を受けやすくなります。
ですので、冬こそ頭皮力をアップし、健やかな頭皮を保つ必要があるのです。
気をつける点は３っつ
・夏以上に頭皮を傷つけないように、爪を立てず、優しく洗う（泡で洗う）
・乾燥がしやすい人は特に、アミノ酸系やタウリン系などの刺激弱いシャンプー剤を使う。
・毎日１回洗う（０回でも２回でもなく、１回）
です。
あまりにひどい場合は、頭皮用ローション等を使うことをお勧めしますが、心配な場合はご利用になっている理容室にてお尋ねください。
上記の内容を心がけて頭皮力をあげて、乾燥の冬を乗り越えトラブルを避けましょう。
