肥満と毛髪と量と
まずは単純に見た目の話ですが、肥満になると、ズバリ誰でも毛髪は薄くなります。
でも心配しないでください。
いきなり毛が無くなるという意味ではなくて、あくまで見た目がということです。
毛髪は、成人で１㎝辺り約１５０本ほど生えており、頭皮の面積がおよそ７００㎠ですので
１５０ X ７００ ＝ １０５０００ 約１０万本
が生えていると言われております。
太った時には体が大きくなりますが、これはもちろん頭皮も同じことで、頭も大きくなります。
しかし、面積が増えたからと言って毛の量が増えるというわけではありません。
表面積が１.２倍に増えたのなら、
１０５０００ ÷ （７００ × １.２） ＝ １２５
となり、１㎠あたり２５本分隙間が空くことになります。
これが肥満になると、まずは見た目が薄くなることの理由です。
肥満と体質と薄毛と
前項をご覧になって「なーんだ、毛が無くなったわけじゃないんだ」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか？
その考え方は危険です。
もちろん最初はそうかもしれませんが、それだけでは終わりません。
体質が変わることで状況は一変し、本当の意味での薄毛になりやすくなります。
主な原因は
① 栄養バランスが悪くなり毛髪サイクルが乱れる
② コレステロール値が上がり血流が妨げられる
③ 皮脂の分泌量が増え、頭皮トラブルを引き起こす
の３つです。
とくに、③は症状が出やすく、・脂漏性皮膚炎・ひこう性脱毛症などを引き起こします。
肥満とトラブルと解消と
①、②はじっくりと改善していかないといけません、と言うのも過度のダイエットにより、かえって薄毛になる可能性があるからです。
しかし③にかんして言えば、皮脂が過剰に分泌された事が原因なので、皮脂さえ取り除ければ改善されます。
つまりこのサイトでお伝えして来たシャンプーによって、とりあえずの応急処置は出来るのです。
まずは、正しいシャンプーをして、食事の改善を心がけながら、体質を戻していきましょう。
